「怠けているのではなく、充電中です。」理由のない不安を抱えるあなたに。
「怠けているのではなく、充電中です。」
(写真)
韓国・日本で大ヒット作品となった小説「死にたいけど、トッポギは食べたい」「一人でいたいけど寂しいのは嫌」などのイラストを担当された大人気イラストレーター「ダンシングスネイル」さんの初エッセイ本「怠けているのではなく、充電中です。」を訳家の生田美保さんが日本語に訳されています。
作者自身がうつ・不安症などに悩まされ「自分だけがおかしいのか」と自問自答する日々の中で、自分の思いを吐き出そうと始めたのが絵や文章を書くこと。
同じように悩みを抱えている大人でも子供でもないすべての「コドモオトナ」たちに向け、励ましたいという気持ちからエッセイを書かれました。
こんな人にオススメしたい!
- 休む事に罪悪感があり、慢性的な心の疲労を抱えている方
- 外に出ると明るい人でいられるけど、家に帰るとすっかりHPゼロになる
- 解決策が書いてある本はたくさん読んだ!私が欲しいのは共感だ!
- 決定的な理由はないけど、ふとした時に落ち込んでしまう
という方にピッタリなんです。
ダンシングスネイルさんの描くキュートな絵がたくさんあるので、文字を読む元気も残ってないという方も大丈夫!
こんな可愛い絵が沢山あります。
「ここには、私の味方がいる」それだけで安心。
私はH.S.P(ハイリーセンシティブパーソン)簡単に言えば人よりちょっと敏感な人なんです。
空気を読みすぎて自分の考えが無くなったり、馴染めないくせに馴染もうと努力したり「普通の大人」で居たいからと日々努力していました。
「一生頑張っていないと生きていけないんだろうな」と思っていたのですが、人より敏感な分、人より体力の消費が激しいのです。
「疲れた」「もう嫌だ」と全てを捨ててしまいたくなる事が頻繁になってきて、「もう頑張らなくていいよ」と誰かに言ってもらえたらどれだけ楽だろう…。
と他人任せな考えまで浮かんでいました。
そんな時に目に入ったのが、人に迷惑かけないように、「普通の大人」でいるために、気を張り詰めていることに疲れたあなたへ
というこの本の帯に書かれていた言葉だったんです。
「今の私に必要なのは、この本かもしれない!」と購入しました。
早速読んでみると、「ワタシガ、カイタノ??(O_O)」と恐ろしくなるぐらいの共感。
まさか海を越えて同じ人間がいるとは驚きだったんですが、同時に「安心」したんです。
今まで、「ああしなさい」「こうなりなさい」と自分自身を変えることを求められてきたし、そうじゃないと生きていけないと思い込んでいた「呪い」がプハっと溶けた感じ。
「本の中に、私の味方がいた。」それだけで心が楽になりました。
「ちょっと時間が必要な時」
私のことを愛しているからだってわかっています。
私がうまくいくことを願っているからだってわかっています。
だけどたまには目をつぶって知らんぷりしてください。
ただ待ってもらえませんか。
私は、ほかの人よりちょっと時間が必要みたいなんです。
ー文中より引用
数々の言葉に胸打たれた中、ワタシが一番好きな言葉になりました。
アマゾンの口コミ
イラストエッセイストDancing Snailさんの作品です。
心が弱っているときの気持ちがつらつらと綴られています。
対処法もあります。
この手の内容は得てして読み手にも悲壮感や重苦しさを与えてしまいますが、本書はそのようなことはまったくありません。
きっと、穏やかな口調とやわらかなイラストおかげでしょう。(もちろん翻訳者の力量も。)
すべての内容が心に響き、とりわけ下記の内容は勇気を与えてくれました。
・自分の人生だけ足踏み状態のような気がするとき
・諦めることと執着しないことの違い
・コントロールできない状況に疲れたとき
・これが間違った選択だったらどうしよう
不安症などで苦しむすべての人たちに読んでもらいたいと思います。
あなただけではないのです。
イラストのたくさん入ったエッセイ本です。
エッセイなのに チョットした良い事風なことが盛りだくさんな感じで、すらすらと読めるし、何度か読み返しもしています。
「充電中」と言えたりするのもいいかなぁって、思えます。
ただそのエッセイも「訳」が入っているので100%本人の言葉じゃないので、そこは少々残念な感じも残りました
現在結構おつかれというか、家に引きこもってリチャージしたい、そしてリチャージしたいと思うのは悪いことじゃない!ありのままのあなたでいい、という内容です。
原文は韓国語。
イラストはかわいい。まあまあ元気な人にはあまり響かないかも。
いわゆる教本みたいなものではなくさらっと読む海外作家さんのエッセイというかんじですね。
正直な話イラストがセンスいいのでイラスト中心で読み進めるほうがより楽しく分かりやすく感じたのが本音かも。
インスタグラムでも人気
モデルでディレクターでママのAMOさんや、おすすめエッセイ集でも紹介されています。
肩の力を抜いて生きていきたい
ありあまる程の誰かの作った「常識」を、優しいあなたが聞き入れてしまったことで、苦しめられているのなら、どうかあなたの心からログアウトしてもらってください。
あなたが自分自身で、自分の選びたい道を選べますように。
コメント